魏1 

魏2 

 

 

 

 

 

創作&伝承 

目次 

あ行からさ行まで。

阿騖

あぶ

荀攸の妾。夫の没後、親しかった鍾繇(ショウヨウ)に再婚先を紹介してもらう。

陰貴人

いんきじん

貴人は官名。曹丕の側室。寵愛を受ける。

尹夫人

いんふじん

何晏の母。初め何進の子に嫁ぐ。のち曹操の側室となり、曹矩を産む。

えんじょ

袁紹の長子・袁譚の娘。203年に曹操の子・曹整の妻となる。
204年に袁譚が反乱を起こしたため離縁される。

王異 

おうい

益州刺史・趙昂の妻。趙昂は趙顒(チョウギョウ)と同一か。
冀県を馬超が襲撃したおり、武装して防戦に参加した。
涼州刺史・韋康が馬超に殺害された後、その仇を取る為に馬超と争う。
夏侯淵と張郃の援軍を得て馬超に勝利するまでの間、九つの奇策をもって戦い抜いた。

士異(資治通鑑,三國志集解)
趙異(続後漢書)

王皇后

おうこうごう

曹芳の三番目の皇后。一番目の皇后没後、曹芳が立后しようとした。

王貴人

王氏

おうし

卞秉の孫・卞隆の後妻。曹髦の卞皇后の義理の母。

c陽郷君

王氏

おうし

王凌の姉妹。令孤愚の母。

おうまい

王凌の妹。郭准の妻。兄の謀反の罪に連座する所、夫の計略により助けられる。

王昭儀

おうしょうぎ

昭儀は官名。曹操の側室。陳氏の子・曹幹(良)を養育する。

王夫人

おうじょ

王朗の娘。兄弟一人と同時期に早世する。王朗が文休に宛てた手紙に記載される。

王母

おうぼ

王経の母。身分不相応な出世を重ねる王経に度々忠言していた。
甘露五年(260年)に息子の冤罪に連座して処刑される。
『世説新語』では処刑の直前に王経が母に謝ったのち、「子において孝、臣において忠を尽くした結果」と言って許した。

経母

郭c

かくいく

郭永の娘。郭后の姉。孟武の母。

郭后

かくこう

字は女王。郭永の娘。曹丕の二番目の皇后。
家が没落し召使いとして働くところを、曹操によって見いだされ曹丕の後宮に入る。
よく曹丕を補佐した賢夫人だが、甄后を謀殺した噂が立つ。

郭貴妃、文徳皇后、永安宮
郭女王、郭、郭
如玉 (廣博物志)

郭皇后

かくこうごう

曹叡の二番目の皇后。淫行が過ぎるとして禺婉と張美人を殺す。

明元皇后

夏侯氏

かこうし

司徒・王朗の後妻。王元姫の継祖母。
太康七年(286年)に司馬炎により滎陽鄉君に追尊される。

滎陽鄉君
夏氏(太平御覧)

夏侯氏

かこうし

夏侯玄の姉妹。和洽の子・和逌に嫁ぐ。

夏侯

かこうじょ

夏侯淵の弟の娘。
兗州、豫州が大乱した際、夏侯淵が自分の幼子を棄てて守った。

夏侯

かこうじょ

夏侯尚の子・夏侯玄の娘。和洽の孫に嫁ぐ。

夏侯令女

かこうれいじょ

夏侯文寧の娘。曹爽の従弟・曹文叔の妻。
夫の没後に再婚を拒んだ貞婦。

賈氏

かし

鍾繇(ショウヨウ)の二番目の正室。離縁される。
後に鍾繇は曹丕と卞后から復縁を要請されたが、山椒を食らって拒否した。

夏氏

かし

毛嘉の妻。曹叡の皇后・毛皇后の母。

野王君

夏氏

かし

夏大夫の姉妹。管轢の母。

毌丘芝

かんきゅうし

毌丘倹の孫娘。劉子元の妻。母は荀氏。身重の時に一族の処刑に連座されかかる。
何曾(199-278)が「女性は実家と婚家の罪の両方に連座するのはおかしい」と指摘したおかげで、処罰をまぬがれた。

かんじょ

桓階の娘。王昌の弟・王式の妻。

環夫人

かんふじん

曹操の側室。曹冲と曹据と曹宇の母。

仇昭儀

きゅうしょうぎ

昭儀は官名。曹丕の側室。曹霖の母。

向氏

きょうし

張緝の妻。張皇后の母

安城郷君

禺婉

ぐえん

廃帝・曹芳の妾。曹芳との淫行が過ぎ、張美人と共に皇太后(郭皇后)に殺される。

虞氏

ぐし

曹叡の妃。立后されないことを不満に思い、卞后が慰めるも曹一族の不徳をなじる。

邢貴人

けいきじん

貴人は官名。廃帝・曹芳の側室。後に呉から亡命していきた孫懿の妻となる。
美人であったが性悪のため侍女の怨みを買い、孫懿と共に殺される。

阮女

げんじょ

阮共の娘。阮侃の妹。許允(?-254)の妻。許奇、許猛を産む。
醜いが非常に賢く、様々な事件を予見した。
鍾会が司馬師から「子が許允以上の才能を持つなら逮捕せよ」と命を受けて家に来た時、息子に助言を与えて守った。
のちに許奇は晋の元康年間中(291年〜299年)に司隷校尉、許猛は幽州刺史になる。

阮女、阮氏女、阮新婦

ごおう

曹操の祖父・曹騰の妻。曹叡により追号される。

高皇后

蔡琰

さいえん

字文姫。もとの字は昭姫。蔡邕(サイヨウ)の娘。羊祜(ヨウコ)のおばか母。
初めは衛仲道に嫁ぎ、のちに左賢王・劉豹、帰国後に董祀の妻となる。
博学多才で後漢随一の才女。
董卓の乱の影響で匈奴に拉致され、曹操によって救出される。
波乱に満ちた人生を嘆く『悲憤詩』と『胡笳十八拍』を残す。

蔡文姫、蔡昭姫(列女後傳)
明姫 蔡女
蔡伯喈女(曹丕,丁廙作の賦)

柴貴人

さいきじん

貴人は官名。曹丕の側室。寵愛を受ける。

さいじょ

崔琰(サイエン)の兄の娘。曹植の妻。

しゅう

劉曄の母。劉普の妻。息子に遺言を残す。

しゅうおう

卞后の祖母。開陽恭侯・卞広の妻。卞遠の母。

陽都君

周姫

しゅうき

姫は官名。曹操の妻。曹均の母。

朱淑媛

しゅしゅくえん

淑媛は官名。曹丕の側室。曹鉴の母。

荀氏

じゅんし

毌丘倹の子・毌丘甸の妻。毌丘芝の母。
娘が一族の罪に連座する際に「奴婢になるから娘の命は助けてほしい」と訴え出る。
何曾(199-279)が法を鑑み、女性の処罰は未婚時に実家、嫁いだ後は婚家の罪にのみ受けるよう、法を改正した。

じゅんし

李豊の弟・李翼の後妻。荀ケの孫・荀廙(ジュンイ)の姉。

じゅんじょ

荀ケの娘。荀の姉。陳羣の妻。陳泰の母。

鍾氏

しょうし

鍾繇(ショウヨウ)の姉妹。郭援の母。

昌母

しょうぼ

姓名不明。王昌の母。礼儀作法に厳しかった。

王母

諸葛

しょかつじょ

諸葛誕の娘。王凌の子・王広の妻。
結婚する際、夫から諸葛誕に似ていないことをなじられる。
「貴方も(男でありながら)父に似ていないのに、なぜ女を英雄と比べるのか」と言い返した。

徐姫

じょき

姫は官名。曹丕の妻。曹礼の母。

甄后

しんこう

甄逸の末女。初め袁煕の妻となり、後に曹丕の正室となる。曹叡と東郷公主の母。
幼少時から才知あふれ、心優しい人柄だった。
曹氏と袁氏の闘いの中、曹丕に見初められて妻となる。
最期は曹丕に死を命じられ、221年に亡くなる。
複数の野史はその死の原因を冤罪または謀殺だったと書く。

甄夫人、文昭皇后、長秋宮
甄妃、甄、甄
嫦娥、甄

甄皇后

しんこうごう

甄后の次兄・甄儼の孫娘。曹芳の一番目の皇后。中山郡無極県の人。
正始四年(243)夏四月に立后し、嘉平三年(251)秋七月に崩御する。
太清陵に埋葬され、懐とおくりなされる。

懐皇后

しんじょ

甄氏の娘。曹操の子・曹沖が亡くなった時に合葬される。両親不明。

秦夫人

しんふじん

曹操の側室。曹玹(ソウゲン)と曹峻の母。

任氏

じんし

曹丕の側室。曹丕の怒りを買い、甄后に弁護されるも宮中を追放される。

単母

ぜんぼ

単固の母。子を夫と親交のあった令孤愚に仕えさせた。
令孤愚が謀反を企んだ影響で単固が逮捕されると、面会の席で子に侘びて慰めた。

夏侯氏

宋姫

そうき

姫は官名。曹操の妻。曹徽の母。

宋姫

そうき

姫は官名。曹丕の妻。曹儼の母。

そうし

曹操の長女。曹丕の姉。弟・曹丕に勧めにより、夏侯楙の妻となる。

清河長公主

曹淑

そうしゅく

曹叡の愛娘。早世する。

平原懿公主

そうじょ

曹操の娘。夏侯尚の正室。夏侯玄と夏侯徽の母。
夏侯尚が妾ばかり寵愛すると、曹丕により愛妾は殺された。

徳陽郷主

そうじょ

曹操の弟(海陽哀侯)の娘。夏侯淵の長子・夏侯衡の正室。

そうじょ

曹操の娘。荀ケの長子・荀ツの妻。

安陽公主

そうじょ

曹操と杜夫人の娘。何晏の妻。

金郷公主

そうじょ

曹操と杜夫人の娘。

高城公主

そうじょ

曹丕と甄后の娘。曹叡の妹。

東郷公主

そうじょ

曹丕の娘。桓階の子・桓嘉の妻。

升遷亭公主

そうじょ

曹彰の娘。王昌の妻。

そうじょ

曹叡の長女。李韜の妻となり二子を産む。
舅の李豊が処刑されると李一族は皆殺しになったが、皇族の血筋を理由に二子は助命される。

斉長公主

そうじょ

曹叡の娘。
侍者が曹洪の乳母・当と共に邪神(仏教における地獄の神?)を信仰し、侍者は投獄された。

臨汾公主

曹操内妹

そうそうないまい

曹操の妻の妹。夏侯淵の正室。姉不明。丁夫人の妹?

丁氏

蘇姫

そき

姫は官名。曹操の妻。曹邕(ソウヨウ)の母。

孫姫

そんき

姫は官名。曹操の妻。曹上、曹彪、曹勤の母。

孫氏

そんし

鍾繇(ショウヨウ)の初めの正室。性格が悪かったため、離縁される。

そんじょ

孫権の従兄・孫賁の娘。曹彰の妻。

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