三国志中蜀の女性

夏侯氏

かこうし

夏侯淵の姪。夏侯覇の従妹。大張后と小張后の母。真偽不明。
200年に張飛の妻となる。

夏侯月姫夏侯

何氏

かし

王平(?-248)字子均の母。初めは実家で王平を育てたため、子は何平と名乗っていた。

かんじょ

関羽の娘。孫権の息子と縁談があったが、関羽が断り蜀と呉の関係が悪化する。

虎女(演義)、関鳳、銀屏

姜夫人

きょうふじん

姜維の妻。姜維が戦死すると夫に連座して処刑される。
『姜氏統宗譜』および『大唐敕修烈山四岳天水郡姜姓古譜総世系』には姜維の妻を夫人柳氏と記載。

柳夫人、孫氏、姜妻(收姜维)

こうこ

黄琬(141-192)のおば。劉璋字季玉の祖母。劉焉(?-194)字君郎の母。江夏安陸の人か。
黄氏の血縁によって来敏とその姉の黄琬夫人が劉璋の庇護を受ける。

黄氏

こうし

黄承彦の娘。諸葛亮の妻。醜女の評判が立っていた。
黄承彦は諸葛亮に縁談を持ちかけ、「娘は黄頭に色黒で醜いが才能は君に合うだろう」と言った。
諸葛亮が承諾したため黄承彦は即座に娘を車に乗せて送った。郷里の人々はこの結婚を笑い種にし
「孔明の嫁取りを真似るでない。阿承の醜い娘を貰うことになるぞ」と歌った。

黄夫人、黄月英、黄婉貞
阿承醜女
、黄
金蝉、黄阿醜

皇甫

こうほじょ

太尉・皇甫嵩(?-195)の娘。射堅字文固の弟で従事中郎・射援字文雄の妻。安定郡朝那の人。
射援の賢さと才能を見込んだ皇甫嵩が娘を嫁がせた。

狐氏

こし

馬忠(狐篤)の母。子が幼い頃、実家で育てた。狐姓?

胡氏

こし

劉琰(リュウエン)の妻。年賀の参内の際に太后に気に入られ、長期間後宮に留め置かれた。
美女であったため、夫に「劉禅と密通した」と疑われて暴力を振るわれ、訴え出た。

しゅうまい

習禎の妹。龐統の弟・龐林の妻。荊州が魏に攻められ夫と離れ離れになった後、娘を一人で養う。
のちに夫が魏に亡命し再会。一人で娘を育て夫への貞節を守った様子を曹丕が賢婦だと称賛する。

しょうこ

蒋琬(ショウエン)のおば。劉敏の母。

章氏

しょうし

諸葛硅(?-187)の妻。諸葛亮の母。

諸葛大姉

しょかつだいし

諸葛亮の上の姉。蒯棋(カイギ)の妻。

諸葛夢雪

諸葛小姉

しょかつしょうし

諸葛亮の下の姉。龐徳公の子・龐山民の妻。

諸葛若雪
諸葛(陳舜臣『諸葛孔明』)

徐母

じょぼ

徐庶の母。徐庶が魏へ降るきっかけとなる。

張昭儀

ちょうしょうぎ

広漢出身の郡の督郵・朱叔賢の妻。繁の人。
建安十九年(219年)劉備が成都を包囲し、叔賢は劉備に降伏する計画を立てて劉璋に処罰された。
璋は昭儀を兵の妻にしようとしたが、昭儀は自殺した。三軍、すべて哀しみ嘆かぬものはなかった。

趙女

ちょうじょ

趙雲の娘。関平の妻。関樾を産む。真偽不明。

二姚

によう

広柔長の姚超の二女。姚妣、姚饒姉妹。
父の任官に伴い蜀郡広柔へ移り住み、羌族の反乱に遭って異民族に父を殺され、姉妹は捕まる。
身を汚される前に河へ身を投げ、その遺体が流れ着く場所を兄・姚慰の夢に現れて告げた。

姚妣姚饒

はいし

裴茂の娘。裴潜(?-244)字文行,裴儁(179?-250)字奉先,輯,綰,魏の冀州刺史・裴徽の姉。
河東郡聞喜の人。 夫が蜀中長史だった時、弟の裴儁は10歳あまりで後漢末期の大乱があった。

ひこ

費観の一族の伯仁のおば。劉焉の妻。劉璋の母。

ほうじょ

龐羲(ホウギ)の娘。劉璋の長子・劉循の妻。

ほうじょ

龐統の弟・龐林の娘。幼い頃は母・習氏の手で育てられる。

楊母

ようぼ

楊恭の母。楊恭が若死にし、楊恭と親しかった張裔から母同然に養われる。

らいし

来敏(165-261)字敬達の姉。司空・来艶の娘。黄琬(141-192)の妻。義陽新野の人。
劉璋に保護され、弟と共に蜀入りする。

りこ

李恢(?-231)のおば。領軍・爨習(サンシュウ)の妻。建寧郡愈元の人。

李氏

りし

馬邈(ババク)の妻。魏に降伏しようとする夫を罵倒し、自決する。

李夫人

離姉

りし

捉馬族の旄牛王の娘。冬逢の妻。離の姉。狼路のおば。
張嶷に夫を誅殺される。狼姓?

りゅうおう

李密(李虔,224-287)字令伯の祖母。朱提太守・李光の妻。
李密の母・何氏が李密4歳の時に再婚したため、身よりのない李密を引き取り養育した。172年生まれ。
泰始三年(267年)に司馬炎は李密を太子洗馬に任じたが、李密は祖母への孝養のため辞退した。
祖母の没後、李密は出仕して太子洗馬となり位は漢中郡太守まで昇進した。

劉氏

りゅうし

劉備の養子・劉封(?-220)の母。羅侯の冠氏に嫁ぐ。牙門将・劉林の祖母。長沙の人。

りゅうじょ

劉璋の娘。費觀の妻。

りゅうじょ

劉備の娘。長坂での逃亡の際、曹純に捕まる。二人いる。

りゅうじょ

劉禅の娘。諸葛亮の子・諸葛瞻に嫁ぐ。

諸葛夫人

りゅうじょ

劉禅の娘。費禕(ヒイ)の子・費恭に嫁ぐ。

費夫人

りゅうじょ

劉禅の娘。関興の子・関統に嫁ぐ。

関夫人

劉母

りゅうぼ

劉備の母。夫を早くに亡くし、子と共に生計を立てていた。

林氏、呉氏

林氏

りんし

諸葛亮の弟・諸葛均の妻。南陽の人。
諸葛亮がみずから弟の妻に選んだ。『諸葛忠武侯文集故事』記載。

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