張皇后
後主の張皇后は、先の敬哀皇后の妹である。建興15年(237年)、宮中に入って貴人となった。延煕元年(238年)の春正月の任命書にいう、「朕は大業を受け継ぎ、天下に君臨して郊廟・社稷を奉じている。いま貴人を皇后とし、行丞相事・左将軍向朗に節を持たせて出向かせ、璽綬を授ける。つとめて婦人の役目を修め、厳粛に祭祀にたずさわれ。皇后よ、これを慎め」
咸煕元年(264年)、後主に付き添って洛陽に移った。

【巻34・張皇后伝】


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